スタディーツアー実施報告

第一回スタディーツアー『国生み神話まるごとツアー』

ARC活動第一弾である淡路島スタディーツアーが開催されました。
今回は七名のお客様にご参加頂き、またツアー後半ではさらに三名のお客様を加えてワークショップを開催致しました。

当日は天候にも目立った問題は無く、スケジュールの遅延なども無くスムーズに開催することができました。

「淡路おみなの会」投石文子女史と「ARC]投石真義代表の二人をバスガイドに、和気藹々とした雰囲気の中マイクロバスでの移動を楽しみつつ
淡路各地の様々な『国生み神話』にまつわるスポットを巡りました。

最初に向かったのは『伊弉諾神宮』でした。
伊弉諾神宮では本名宮司による詳細な解説とご講話、そして神楽舞を含む正式参拝など、一般の参拝ではなかなか体験できないような充実した内容となりました。
また職員の方による境内各地の詳細な解説やそれらにまつわるエピソードなど、これもまたなかなか体験できないような内容でした。

次にお楽しみのお昼ご飯の時間となりました。
伊弉諾神宮のある淡路市から今度は南あわじ市へ。南あわじ市から洲本寄りに位置する『松葉寿司』さんで頂きました。
松葉寿司さんでは今回のツアーに合わせて特別に作っていただいたお弁当と郷土料理である「ちょぼ汁」を頂きました。
また食後には投石文子氏による「国生み神話」の紙芝居が催され、参加者の方々には楽しみながら神話の世界にふれて頂きました。

淡路島の味に舌鼓を打った後は南淡路の文化の華である人形浄瑠璃について学ぶべく、
南あわじ市三原地区『淡路人形浄瑠璃資料館』へと向かいました。
資料館では係員の方に大量の人形浄瑠璃の資料を説明していただきました。また貴重な古い映像も特別に上映して頂き、非常に充実した内容となりました。

そして四箇所目、淡路市『千年一酒造』の見学へ向かいます。
道中の車内では淡路島の文化や歴史を纏めたビデオを放映し、参加者の皆様により淡路島について知識を深めて頂きました。
千年一酒造の酒蔵見学、そして試飲などを体験して頂き、地酒を通して地域の文化にふれて頂きました。

そしてツアーの最後、ワークショップを開くために「東浦サンシャインホール」へと向かいます。
東浦サンシャインホール二階の和室にて、新たに三名の参加者をお迎えしてツアーの総纏めとなるワークショップを行いました。
参加者の皆様には三班に分かれていただき、それぞれに自由にアイデアを出して頂きました。
各班それぞれで淡路島のこれからについてとても白熱した議論を展開されていました。

今回のスタディーツアーは、参加者が合わせて十人と比較的小規模のツアーになりましたが、少ない人数の中で幅広い年齢層の方々に参加して頂きました。
その幅広い年齢層ごとに生み出されるアイデアは非常に多彩で、ワークショップも参加者の皆様は勿論のこと、私たちにとっても非常に良い経験となりました。
今回のワークショップで頂いたご意見にアイデアを加え、たくさんのイベントを企画して行きますので、ご期待ください!